消費増税と軽減税率導入でレジスターが何かと話題になっています。
世界初のレジスターは1878年にアメリカのジェームズ・リッティというカフェ経営者によって作られました。「ダイヤルレジスター」と呼ばれた置時計型のレジスターには計算機能はなく、長針と短針で支払金額を表示するだけのものでした。
その後、ジョン・ヘンリー・パターソンが設立したナショナル・キャッシュ・レジスター社(現NCR社)が、1892年に計算機能、客数カウント、営業記録、レシート発行などの機能を追加した本格的なレジスターを発売しました。レジスターの販売で業績をあげたパターソンは近代セールスの父と称えられています。