つい先日のことです。買い物を終えた初老の男性に「その節はありがとうございました。」と声をかけられました。
聞けば、かつて私が講師を務めさせていただいたまちゼミ「初めての絵てがみ」に参加してくださった方。その後教室に通い、描き続けること4年、「おかげさまで今ではずいぶん上達しましたよ。」と満面の笑顔。「大切なのは続けること」と話した私の一言に後押しされたと感謝され恐縮しましたが、まさに「きっかけ作り」のお役に立てたことを嬉しく感じ、暑さも仕事の疲れも吹き飛んでしまった出来事でした。
これまでにも参加された方々から丁寧なお礼状や旅先から絵てがみをいただいたこともありました。そんなことも懐かしく思い出され、心がほんわかとした1日になりました。
秋のまちゼミも控えています。若い講師ががんばります。また大勢の方から参加していただき、こうした嬉しい繋がりが広がることを願っています。