セーラー万年筆は文具業界の「水先案内人」として多くの‘’国産初‘’を有しています。
1949年プラスチック射出成型器を使い、プラスチック製の万年筆を製造しました。これを境に日本の万年筆は量産化に向かいます。
1948年2月9日には国産初のボールペン「セ―ラー・ボール・ポイント・ペン」を都内の百貨店にて発売。プラスチックの透明なボディーが特徴でした。現在の値段で1本約3000円しましたが、用意した500本が瞬く間に完売しました。
また1972年、国産初のふでペンを発売し、翌年の年賀状シーズンには300万本が完売しました。